オンライン英会話のレッスンを受けたけど、翌日には内容をほとんど覚えていない…そんな経験はありませんか。レッスン中に学んだ新しい表現やフレーズ、講師からの指摘を記憶だけに頼っていると、定着率はどうしても低くなってしまいます。
レッスンを録画・録音して後から見返すことで、学習内容の定着率が格段に上がり、自分の発音や文法のクセを客観的に把握できるようになります。
この記事では、オンライン英会話のレッスンを録画・録音する具体的な方法と、録画した映像を使った効果的な復習テクニックを紹介します。

オンライン英会話を録画・録音するメリット
録画・録音による復習がなぜ効果的なのか、具体的なメリットを確認しましょう。
自分の英語を客観的に分析できる
録画を見返すことで、自分では気づけなかった発音の癖、文法ミス、言い回しのパターンが明確に見えてきます。レッスン中は会話に集中しているため、自分の話し方を振り返る余裕がありません。録画があれば落ち着いた状態で自分の英語を分析できます。
聞き取れなかった部分を何度も確認できる
講師が話したフレーズや表現が聞き取れなかった場合、録音を繰り返し再生することで確実に聞き取れるようになります。リスニング力の向上にも直結する学習法です。
新しい表現やフレーズを漏れなくメモできる
レッスン中はメモを取る余裕がなくても、後から録画を見返しながらゆっくりノートを作成できます。講師が教えてくれた表現を一つも逃さず記録できるのは、録画復習の大きな強みです。
シャドーイング教材として活用できる
録音したレッスンは、そのままシャドーイングの教材として使えます。自分が実際に会話したトピックなので、市販の教材よりも興味を持って取り組めるのがポイントです。

録画機能があるオンライン英会話サービス
まずは、サービス自体にレッスンの録画・録音機能が搭載されているオンライン英会話を紹介します。これらのサービスなら、外部ツールを使わずに手軽に録画復習ができます。
ネイティブキャンプ ― レッスン自動録音
ネイティブキャンプではレッスンが開始されると自動で録音が始まり、レッスン終了後すぐに聞き返すことができます。特別な操作は必要なく、すべてのレッスンが自動で記録されるため、録音し忘れる心配がありません。
- レッスン自動録音(操作不要)
- レッスン終了後すぐに再生可能
- AIによる発音分析機能も搭載
- 月額6,480円(税込)でレッスン受け放題
DMM英会話 ― 録音機能搭載の独自システム
DMM英会話の独自レッスンシステム「Eikaiwa Live」には録音機能が搭載されており、レッスン中の音声を後から聞き返すことができます。
- 「Eikaiwa Live」内で録音ボタンを押すだけ
- レッスン後にマイページから再生可能
- レッスンノート機能と組み合わせて復習できる
- 講師からのフィードバックも確認可能
レアジョブ英会話 ― レッスン自動録音&30日間保存
レアジョブ英会話ではレッスンが自動で録音され、録音データは30日間保存されるため、いつでも好きなタイミングで聞き返せます。
- 全レッスンが自動録音される
- 録音データは30日間保存
- マイページからいつでも再生可能
- 講師のフィードバックレポートと一緒に復習できる
自分で録画・録音する方法(デバイス別)
録画機能が搭載されていないサービスを利用している場合や、映像付きで録画したい場合は、デバイスの標準機能や外部ツールを使って録画できます。
録画・録音する前に、利用しているサービスの利用規約で録画が認められているか確認し、必要に応じて講師に一言断りを入れましょう。多くのサービスでは個人の学習目的であれば録画は問題ありませんが、SNSなどへの無断公開は禁止されています。
Windows PCの場合
Windowsには標準で画面録画機能が搭載されています。
- 「Windows」キー+「G」キーを同時押しでゲームバーを起動
- キャプチャウィジェットの録画ボタン(丸いアイコン)をクリック
- レッスン終了後、停止ボタンをクリック
- 録画ファイルは「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」フォルダに自動保存される
Macの場合
Macでは「QuickTime Player」を使って画面録画ができます。
- QuickTime Playerを起動
- メニューから「ファイル」→「新規画面収録」を選択
- マイク入力が有効になっているか確認(自分の声も録音する場合)
- 録画ボタンをクリックしてレッスン開始
- レッスン終了後、メニューバーの停止ボタンをクリック
スマートフォンの場合
iPhoneではコントロールセンターの「画面収録」機能、Androidでは「スクリーンレコーダー」アプリを使用します。スマホでレッスンを受けている場合は特に手軽に録画できます。

録画を使った効果的な復習方法5選
録画や録音ができたら、それをどう活用するかが重要です。ここでは、レッスン録画を使った具体的な復習テクニックを紹介します。
復習法1:ディクテーション
講師が話した英語を録音から聞き取って書き起こす「ディクテーション」は、リスニング力を飛躍的に向上させる方法です。聞き取れなかった部分を何度も再生し、一語一句書き取る練習をします。
具体的な手順は以下の通りです。
- 録音を30秒〜1分程度の区間で区切って再生する
- 聞き取れた部分を書き出す
- もう一度再生して、聞き取れなかった部分を埋める
- 3回聞いても分からない部分は空白のままにする
- テキストチャットのログや講師のメモと照合して答え合わせをする
復習法2:シャドーイング
録音した講師の英語に0.5〜1秒遅れでついていくシャドーイングは、発音・イントネーション・リズムの改善に効果的です。自分のレッスン内容だから、内容を理解した状態で取り組めるのがメリットです。
復習法3:自分の発話分析
自分が話している部分だけを集中して聞き返し、以下の点をチェックします。
- 文法のミスがないか(三単現のs、時制の一致など)
- 同じフレーズばかり使っていないか(I think… ばかりなど)
- 発音が不自然な単語がないか
- 沈黙が長くなっている箇所と、その原因は何か
復習法4:表現ノートの作成
録画を見返しながら、レッスン中に出てきた新しい表現・フレーズ・ボキャブラリーをノートにまとめます。その際、以下の情報を記録すると後から見返しやすくなります。
- 新しい表現とその意味
- 使われた文脈(どんな話題の中で出てきたか)
- 自分で作った例文
- 次回のレッスンで使いたい表現リスト
復習法5:ビフォー・アフター比較
1ヶ月前、3ヶ月前の録画と最新の録画を比較して、自分の成長を確認します。スピーキングの流暢さ、使えるフレーズの幅、発音の正確さなど、録画があれば客観的な証拠として自分の成長を実感でき、モチベーション維持に役立ちます。

録画復習の効果を最大化するスケジュール
復習のタイミングも重要です。記憶の定着に最適なスケジュールを紹介します。
レッスン直後(5〜10分)
レッスンが終わったら、記憶が新しいうちに気になった表現やフレーズをメモします。この段階では録画を見返す必要はなく、覚えている範囲で書き出すだけで十分です。
レッスン翌日(15〜20分)
翌日に録画を見返し、前日にメモしきれなかった表現を追加します。この「24時間以内の復習」が記憶の定着に大きく貢献します。エビングハウスの忘却曲線によると、学習から24時間後には約70%の内容を忘れるとされているため、翌日の復習は欠かせません。
週末にまとめ復習(30分)
週末に1週間分のレッスン録画をまとめて見返し、よく間違えるパターンや伸ばしたいスキルを特定します。次の1週間でどこに重点を置くか戦略を立てる時間にしましょう。
録画復習を続けるためのコツ
完璧を目指さない
毎回すべての録画を最初から最後まで見返す必要はありません。「特に気になった5分だけ見返す」「新しい表現が出てきた部分だけチェックする」など、部分的な復習でも十分な効果があります。完璧を目指すと続かなくなるため、ハードルを下げて習慣化することが大切です。
復習専用フォルダを作る
録画ファイルは日付やトピック別にフォルダ分けして整理しましょう。後から特定のレッスンを探しやすくなり、テーマ別の復習にも活用できます。
レッスン前に前回の録画を1分だけ見返す
次のレッスンの直前に、前回のレッスン録画を1分だけ見返す習慣をつけると、前回の学習内容を思い出した状態でレッスンに臨め、学習の連続性が生まれます。
まとめ
オンライン英会話の録画・録音を活用した復習は、レッスン効果を大幅に高める方法です。ネイティブキャンプやレアジョブなら自動録音機能があるため追加の操作なしで復習素材が手に入り、DMM英会話でもワンクリックで録音が可能です。
録画した音声や映像は、ディクテーション・シャドーイング・発話分析・表現ノート作成など、様々な方法で活用できます。最初はレッスン後に10分だけ見返すところから始めて、徐々に復習の習慣を作っていきましょう。
参考サイト:DMM英会話ブログ 録音・録画方法|レアジョブ English Lab 録音機能の活用法|ビズメイツ 録画・録音方法解説


