「TOEIC受けたいけど、何から勉強すればいいかわからない」そんな悩みを持つ方は少なくありません。TOEICは範囲が広く、初心者の方は何から手をつければいいか迷いがちです。
しかし安心してください。実はTOEIC初心者がやるべきことは、意外とシンプルです。基礎を固めて、TOEIC特有の形式に慣れて、模試で仕上げる。この流れを押さえれば、3ヶ月で100~150点のスコアアップは十分に可能です。
この記事では、TOEIC初心者(現在のスコア~400点台)が効率的にスコアアップするための勉強法を、ステップバイステップで解説します。順番通りに進めていけば、迷うことなく学習を進められるはずです。
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まず知っておくべきTOEICの基本
TOEICってどんなテスト?
TOEIC L&R(Listening & Reading)テストは、リスニング100問(約45分)とリーディング100問(75分)の合計200問で構成されています。スコアは10~990点で、5点刻みで採点されます。
合否判定ではなくスコア制のため、「落ちる」ことはありません。気楽に受けてOKです。
スコアの目安
- 400点未満:英語の基礎力に不安がある状態
- 400~595点:基本的なコミュニケーションがなんとかできるレベル
- 600~695点:企業が求める最低ラインの目安
- 700~795点:実務で英語を使えるレベル
- 800点以上:英語力を強みとしてアピールできるレベル
就職・転職で求められるのは600点以上が多いです。まずは600点を目標にするのがおすすめです。

TOEIC初心者の勉強法5ステップ
ステップ1:中学英語の復習(1~2週間)
いきなりTOEIC対策を始める方が多いですが、これはNGです。基礎がグラグラの状態でTOEIC問題を解いても、何がわからないのかもわからない状態になります。
まずは中学レベルの英文法を一通り復習しましょう。具体的には以下の項目です。
- be動詞、一般動詞
- 現在形、過去形、進行形
- 助動詞(can, will, mustなど)
- 比較級・最上級
- 受動態
- 関係代名詞
「そんなのわかってるよ」と思うかもしれませんが、意外と抜けているポイントがあるものです。1~2週間でサクッと復習するだけで、その後の学習効率が全然違ってきます。
ステップ2:TOEIC頻出単語を覚える(継続的に)
TOEICに出る単語は、日常会話とはちょっと違います。ビジネスシーンで使われる単語が多いため、TOEIC用の単語帳で覚えるのが効率的です。
おすすめの覚え方は以下の通りです。
- 1日30~50語を目標にする
- 完璧に覚えなくてOK。何度も繰り返して定着させる
- 通勤時間など、スキマ時間を活用する
- アプリを活用する(いつでもどこでも復習できる)
単語は一気に覚えようとせず、毎日少しずつ何周もするのがコツです。1周目で30%覚えて、2周目で50%、3周目で70%…という感じで徐々に定着させていくイメージです。
ステップ3:リスニングの基礎トレーニング(2~4週間)
TOEICのリスニングセクションは全体の半分を占めるため、ここを伸ばすのが効率的です。初心者がやるべきトレーニングは2つあります。
シャドーイング:音声を聞いて、少し遅れて同じように声に出す方法です。最初はスクリプトを見ながらでOKです。リスニング力と発音が同時に鍛えられます。
ディクテーション:音声を聞いて、聞き取った内容を書き取る方法です。「聞けているつもりで聞けていない」部分が明確になるため、弱点がわかります。
最初はTOEICの問題ではなく、もっと簡単な素材から始めて大丈夫です。NHKの英語講座や英語学習用のポッドキャストなどがおすすめです。

ステップ4:TOEIC問題形式に慣れる(2~4週間)
基礎力がついたら、いよいよTOEIC問題に取り組みましょう。TOEICには7つのパート(Part 1~7)があり、それぞれ出題形式が違います。
- Part 1:写真描写問題(6問)
- Part 2:応答問題(25問)
- Part 3:会話問題(39問)
- Part 4:説明文問題(30問)
- Part 5:短文穴埋め問題(30問)
- Part 6:長文穴埋め問題(16問)
- Part 7:読解問題(54問)
Part 1、Part 2、Part 5の3つです。この3パートは対策すれば短期間で伸びやすいため、重点的に取り組みましょう。
ステップ5:模試で本番に備える(1~2週間)
本番前には必ず模試を解きましょう。本番と同じ2時間で200問を解く練習は、時間配分の感覚を掴むために必須です。
模試で意識すべきポイントは以下の通りです。
- 時間配分を意識する(特にPart 7は時間が足りなくなりがち)
- わからない問題は飛ばす勇気を持つ
- マークシートの塗り方にも慣れておく
- 模試の結果から弱点を特定して、集中的に対策する
初心者が陥りがちな失敗パターン
1. いきなり難しい問題集に手を出す
「TOEIC900点の人が使ってる問題集だから良い教材だろう」は大間違いです。自分のレベルに合った教材を使わないと、ただ消耗するだけです。
2. リーディングばかりやる
日本人は読むのは得意でも聞くのは苦手な方が多いです。だからこそリスニングを重点的にやるべきです。リスニングの方がスコアが伸びやすいというデータもあります。
3. 単語を覚えるだけで満足する
単語を覚えるのは大事ですが、それだけではスコアは上がりません。覚えた単語を使って問題を解く練習もセットで行いましょう。
4. 毎日の学習時間が短すぎる
「1日5分」だと正直厳しいです。最低でも1日30分、できれば1時間は確保したいところです。短期間でスコアアップしたいなら、2~3ヶ月は集中して取り組みましょう。

目標スコア別の学習期間の目安
- 300→500点:約2~3ヶ月(1日1時間学習の場合)
- 400→600点:約2~4ヶ月
- 500→700点:約3~6ヶ月
- 600→800点:約4~8ヶ月
あくまで目安ですが、毎日継続すればこれくらいのペースでスコアアップが期待できます。
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初心者におすすめの学習リソース
参考書以外にも、無料で使える学習リソースがありますので紹介します。
- TOEIC公式サイト:IIBC公式でサンプル問題や学習アドバイスが無料公開されています
- NHK語学講座:NHKゴガクは無料でリスニング練習ができます
- BBC Learning English:BBC Learning Englishでネイティブの英語に触れられます
まとめ
TOEIC初心者の勉強法をまとめると以下の通りです。
- まず中学英語を復習(基礎固め)
- TOEIC頻出単語を毎日コツコツ覚える
- リスニングのトレーニングを重点的にやる
- TOEIC問題形式に慣れる(特にPart 1, 2, 5)
- 模試で本番のシミュレーション
この順番で進めれば、初心者でも3ヶ月で100~150点のスコアアップは十分に可能です。大事なのは「毎日やること」です。1日1時間でいいので、継続しましょう。
TOEICは努力が確実にスコアに反映されるテストです。やった分だけ結果が出ますので、ぜひ今日から始めてみてください。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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