TOEICのリスニングセクションに苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか。「聞き取れない」「スピードについていけない」「集中力が切れる」といった悩みは、TOEIC受験者に共通するものです。
しかし実は、リスニングはコツを押さえれば短期間でスコアが上がりやすいパートです。リーディングよりも伸びしろが大きいと言われており、正しい方法で対策すればリスニングが一番の得点源になることも珍しくありません。
この記事では、TOEICリスニングで確実にスコアアップするための7つのコツを、Part別の対策とあわせて紹介します。2~3ヶ月の集中対策で50~100点のスコアアップを目指しましょう。
🐹 ナビ助のおすすめ!
まず知っておくべきTOEICリスニングの構成
TOEICリスニングセクションは約45分間、100問で構成されています。
- Part 1(写真描写問題):6問 ← 最も簡単
- Part 2(応答問題):25問 ← 短い会話
- Part 3(会話問題):39問 ← 2~3人の会話
- Part 4(説明文問題):30問 ← 一人のスピーチ
Part 3とPart 4で全体の約7割を占めるため、ここを攻略できるかどうかがスコアを左右します。

TOEICリスニング対策のコツ7選
コツ1:先読みを習慣にする
Part 3・4で絶対にやるべきなのが「設問の先読み」です。音声が流れる前に設問と選択肢にサッと目を通しておくだけで、正答率が大きく変わります。
具体的なやり方は以下の通りです。
- Directionが流れている間に最初の設問を読む
- 音声を聞いて回答する
- 回答したらすぐ次の設問を先読みする(音声の解説は聞かない)
ポイントは「何を聞かれるのか」を事前に把握しておくことです。聞くべきポイントがわかっていれば、集中して聞けます。
コツ2:消去法を使いこなす
リスニングで「正解がわからない」ことはよくあります。しかし「明らかに違う選択肢」を消すことはできるケースが多いです。
特にPart 2では、質問と関係ない応答や、時制が合っていない応答を消去するだけで正答率が上がります。全部聞き取れなくても、消去法で正解にたどり着けるケースは意外と多いのです。
コツ3:音声変化を攻略する
英語のリスニングが難しい最大の原因は「音声変化」です。ネイティブの英語は、教科書通りには発音されません。
主な音声変化のパターンは以下の通りです。
- リエゾン(連結):「check it out」→「チェキラウト」
- リダクション(脱落):「good morning」→「グッモーニング」(dが消える)
- フラッピング:「water」→「ワラー」(tがdっぽくなる)
- 弱形:「for」→「フォ」、「to」→「トゥ」
これらのパターンを知っているだけで、聞き取れる量が劇的に増えます。

コツ4:ディクテーションで精聴力を鍛える
ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、一言一句書き取る練習法です。地味ですが効果は絶大です。
やり方は以下の通りです。
- 短い音声(30秒~1分程度)を聞く
- 聞き取れた部分を書き出す
- もう一度聞いて、書き足す
- スクリプトで答え合わせ
- 聞き取れなかった部分を重点的に復習
「自分がどの音を聞き取れていないか」が明確になるため、弱点を効率的に潰せます。1日10分でいいので、毎日続けてみてください。
コツ5:倍速リスニングでスピードに慣れる
TOEICの音声スピードについていけないなら、1.2~1.5倍速で練習するのがおすすめです。速いスピードに慣れておくと、本番の音声がゆっくりに感じられます。
TOEIC公式問題集の音声をスマホの再生アプリで倍速再生するだけでOKです。最初は全然聞き取れなくても大丈夫です。脳が速さに慣れてくると、通常速度が余裕で聞き取れるようになります。
コツ6:Part別に頻出パターンを覚える
TOEICのリスニングには、実はパターンがあります。
- 人物の動作を描写する問題が多い
- 「being + 過去分詞」(~されているところ)は引っかけの可能性大
- 写真に写っていないものが出てきたら即消去
Part 2のパターン:
- WHで始まる疑問文は、冒頭のWH語を聞き逃さない
- Yes/Noで答えない応答が正解になることも多い
- 似た発音の単語(ひっかけ)に注意
Part 3・4のパターン:
- 「What is the purpose of the call?」系は冒頭に答えがある
- 「What will the man probably do next?」系は最後に答えがある
- グラフィック問題は先読みが特に重要
コツ7:公式問題集を繰り返し解く
TOEIC対策の王道にして最強の教材は「TOEIC公式問題集」です。本番と同じETSが作成しているため、問題の質や難易度が本番とほぼ同じです。
おすすめの使い方は以下の通りです。
- まず時間を計って本番と同じ条件で解く
- 答え合わせをして、間違えた問題を分析する
- スクリプトを見ながら音声を聞き直す
- 知らなかった単語・表現をノートに書き出す
- 音読・シャドーイングで仕上げる
1冊を3回繰り返すだけで、50~100点のスコアアップが期待できます。
スコア別のリスニング対策ロードマップ
現在300点以下の方
まず基礎的な語彙力と文法力が必要です。中学英語の復習から始めましょう。リスニングは「聞き流し」ではなく、短い音声を繰り返し聞く「精聴」を中心に取り組んでください。
現在300~400点の方
Part 1・2で確実に点を取ることを目標にしましょう。音声変化のパターンを覚えて、ディクテーションを毎日行うのがおすすめです。公式問題集のPart 1・2だけを集中的にやるのも効果的です。
現在400~500点の方
Part 3・4の先読みテクニックをマスターする段階です。シャドーイングを毎日15分行って、英語のスピードに脳を慣れさせましょう。
現在500点以上の方
ここからは多聴(たくさん聞く)と精聴のバランスが大事になります。Podcastや英語ニュースも取り入れて、様々なアクセントや話題に慣れていきましょう。

おすすめのリスニング学習アプリ
- abceed:TOEIC教材がアプリで使えます。AIがスコアを予測してくれる機能も便利です
- スタディサプリ ENGLISH:TOEIC対策コースがあり、関先生の動画講義も人気です
- ELSA Speak:発音矯正に特化しています。発音が良くなるとリスニングも伸びる効果があります
参考:abceed公式サイト
🐹 ナビ助のおすすめ!
まとめ:リスニングは「正しい対策」で必ず伸びる
TOEICのリスニングは、才能ではなく「正しい対策をどれだけやったか」で決まります。
- 先読みを習慣にする
- 消去法を使いこなす
- 音声変化を攻略する
- ディクテーションで精聴力を鍛える
- 倍速リスニングでスピードに慣れる
- Part別に頻出パターンを覚える
- 公式問題集を繰り返し解く
これらを実践すれば、2~3ヶ月で50~100点のスコアアップは十分可能です。特に「先読み」と「ディクテーション」は即効性が高いので、今日からぜひ試してみてください。リスニングが得意になると、TOEICの総合スコアも一気に伸びますよ。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
🐹 ナビ助のおすすめ!


