オンライン英会話を始めたはいいものの、「全然話せない…」「沈黙が気まずすぎてレッスンが苦痛…」と悩んでいませんか。実はこれ、初心者の大多数が経験する「あるある」です。あなただけではありません。
大事なのは、「話せない」にはちゃんと原因があって、原因ごとに対策が違うということです。原因を特定せずにがむしゃらにレッスンを受けても、状況は改善しません。
この記事では、話せない原因を5つに分類して、それぞれの具体的な対策を紹介していきます。自分がどのパターンに当てはまるかを確認して、ピンポイントで対策を打ちましょう。

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原因1:そもそも英語の知識が足りない
これが最も根本的な原因です。単語・文法の知識がないと、話しようがありません。「知らないことは話せない」のは当然のことです。
対策:基礎インプットを並行して行う
- 中学英語の文法を総復習する:オンライン英会話の会話の8割は中学英語で成り立ちます。まずはここを固めることが先決です
- 頻出フレーズを50個覚える:「I think…」「I want to…」「Could you…」など、会話でよく使うフレーズを集中的に覚えましょう
- 単語は「使う前提」で覚える:「この単語、レッスンで使おう」と思いながら覚えると定着率が上がります
ただし、「インプットが完璧になるまでレッスンを受けない」はNGです。インプットとアウトプットは同時並行で進めるのがベストです。
原因2:言いたいことを英語に変換するスピードが遅い
頭の中に日本語で言いたいことはあるのに、英語に変換する処理が追いつかない。その結果、沈黙が生まれてしまうパターンです。
対策:瞬間英作文トレーニング
「瞬間英作文」とは、日本語の文を見て瞬時に英語に訳すトレーニングです。
- 日本語の文を見る(例:「私は昨日映画を観ました」)
- 3秒以内に英語にする(「I watched a movie yesterday.」)
- これを繰り返す
このトレーニングを1日15分やるだけで、英語への変換スピードが格段に上がります。最初は簡単な文から始めて、徐々に複雑な文に挑戦していきましょう。
対策:「日本語を介さない」思考を目指す
中級以上になったら、日本語を介さずに英語で考える練習をしましょう。「独り言英語」がおすすめです。通勤中や家事の最中に、目に入ったものを英語で描写してみてください。
原因3:講師の英語が聞き取れない
リスニング力が不足していると、講師の質問や話が聞き取れず、答えようがありません。特にフィリピン人講師の訛りに慣れていない場合や、講師の話すスピードが速い場合に起こりやすい問題です。
対策:事前にリスニング力を鍛える
- 講師の話すスピードを落としてもらう:「Could you speak more slowly?」と遠慮なく言いましょう。講師は慣れているので全く問題ありません
- チャットボックスに書いてもらう:「Could you type that in the chat?」と頼めば、テキストで確認できます
- シャドーイングを日課にする:英語音声を聞きながら即座に真似して話す練習です。リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられます
対策:聞き返しフレーズを覚える
聞き取れなかったときに使えるフレーズは必須です。
- Sorry, could you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)
- I didn’t catch that. Could you repeat?(聞き取れませんでした。繰り返してもらえますか?)
- What does ~ mean?(〜ってどういう意味ですか?)
- Sorry, I don’t understand.(すみません、わかりません)
これらのフレーズは、恥ずかしがらずにどんどん使いましょう。むしろ使うこと自体が英語の練習になります。

原因4:緊張・恥ずかしさで話せない
英語力の問題ではなく、メンタルの問題で話せないケースです。「間違えたら恥ずかしい」「下手な英語を聞かれたくない」という気持ちが、口を閉ざしてしまいます。
対策:マインドセットを変える
- 講師は「先生」ではなく「練習相手」:完璧な英語を見せる場ではありません。間違えるのが当たり前の練習の場だと考えましょう
- ネイティブも間違える:実はネイティブスピーカーも文法ミスをしますし、言い直しもします。完璧である必要はありません
- 講師は何百人もの初心者を教えてきたプロ:あなたの英語力が低くても、講師は慣れているので全く気にしません
対策:カメラオフで始めてみる
顔を見られるのが恥ずかしいなら、最初はカメラオフでレッスンを受けてみましょう。対応しているサービスも多いです。慣れてきたらカメラONに切り替えれば問題ありません。
対策:日本人講師から始める
いきなり外国人講師が不安なら、日本人講師のレッスンから始めるのもありです。困ったときに日本語で質問できる安心感があります。ワールドトークは日本人講師が多いサービスとして知られています。
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原因5:話す内容(ネタ)がない
英語力はそこそこあるのに、「何を話せばいいかわからない」パターンです。特にフリートークで起こりやすい問題です。
対策:教材レッスンを活用する
フリートークにこだわる必要はありません。むしろ初心者〜中級者は、教材を使ったレッスンの方が効果的です。教材があれば話す内容に困りませんし、体系的に学べます。
対策:事前に話題を準備する
フリートークをやるなら、レッスン前に話題を決めておくことが大切です。
- 今日あったこと
- 週末の予定
- 最近見た映画やドラマ
- 講師の国について質問する
- 最近のニュースについて意見を言う
すぐに使える「会話を続ける」テクニック
「つなぎ言葉」を使いこなす
考えている間の沈黙を埋めるフレーズです。これを使うだけで会話がスムーズになります。
- Well, …(えーと…)
- Let me see…(ええと…)
- That’s a good question.(いい質問ですね)
- How should I put it…(なんて言えばいいかな…)
- You know, …(あのね…)
「言い換え」で乗り切る
ある単語が出てこないとき、別の表現で説明する力が非常に重要です。
例:「冷蔵庫」(refrigerator)が出てこない場合
→ It’s a machine in the kitchen that keeps food cold.(台所にある食べ物を冷たく保つ機械)
この「パラフレーズ力」は、実際の英会話で非常に役立つスキルです。
レッスンの効果を最大化する「レッスンの型」
DMM英会話の公式ブログでも紹介されていますが、効果的なレッスンの流れは以下の通りです。
- 最初の2分:挨拶+簡単なスモールトーク
- 3〜20分:メインの学習(教材 or フリートーク)
- 20〜23分:講師からのフィードバック
- 最後の2分:お礼+次回の予告
特に大事なのは、レッスンの最後にフィードバックをもらうことです。「What should I improve?」(何を改善すべきですか?)と聞いてみましょう。
「話せない」から「話せる」への3ステップ
ステップ1(1〜3ヶ月目):教材レッスン中心
教材を使って基本的な会話パターンを学びます。この段階では話せなくて当然です。レッスンに慣れることが目標です。
ステップ2(3〜6ヶ月目):教材+フリートークのミックス
教材レッスンで学んだ表現をフリートークで実践します。まだぎこちないですが、「なんとか伝わる」レベルになってきます。
ステップ3(6ヶ月目以降):フリートーク中心
フリートークで自由に会話を楽しめるようになります。ここまで来れば、英会話が「苦痛」から「楽しみ」に変わるはずです。
大事なのは、ステップ1の段階で挫折しないことです。最初の3ヶ月が一番つらいですが、ここを乗り越えれば世界が変わります。レアジョブ英会話のコラムでも、継続が最大のポイントだと繰り返し強調されています。

よくある質問
受けられます。多くのサービスが初心者向けの教材を用意していますし、講師も初心者対応に慣れています。ただし、中学英語の基礎(be動詞、過去形、疑問文の作り方)くらいは事前に復習しておくと、レッスンの効果が格段に上がります。
怒りません。講師はプロなので、沈黙になっても質問を言い換えたり、ヒントを出したり、チャットに書いてくれたりと対応してくれます。むしろ沈黙を恐れてレッスンを受けないことの方がもったいないです。
まとめ
オンライン英会話で「話せない」を解決するポイントをまとめます。
- 知識不足→ 中学英語の復習+頻出フレーズ50個を覚える
- 変換スピードが遅い→ 瞬間英作文トレーニング
- 聞き取れない→ 聞き返しフレーズを覚える+スピード調整を頼む
- 緊張する→ マインドセットを変える+カメラオフや日本人講師から始める
- 話題がない→ 教材レッスンから始める+事前準備をする
「話せない」は一時的な状態であって、永遠ではありません。正しい対策を取って続ければ、必ず話せるようになります。まずは次のレッスンで、この記事のフレーズを1つでも使ってみてください。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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