英検準2級は「高校中級レベル」とされていて、中学英語を卒業して次のステップに進みたい方にちょうどいい級です。高校生だけでなく、英語をやり直したい社会人にも人気があります。
合格率は例年35〜40%程度です。しっかり対策すれば十分合格できるレベルですが、ノー勉で受かるほど甘くはありません。筆者のまいも、英語が苦手だった時代に3級レベルの文法すら怪しい状態から準2級に挑戦した経験があります。
この記事では、英検準2級に合格するための勉強法を、技能別に詳しく解説していきます。正しい順番で対策すれば、3ヶ月で合格を狙えますので安心してください。3級からのステップアップは英検3級の勉強法、次の目標は英検2級の勉強法をどうぞ。

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英検準2級の試験内容を確認しよう
一次試験(筆記+リスニング)
- リーディング:短文の語句空欄補充、長文の語句空欄補充、長文の内容一致
- ライティング:英作文(意見論述)1問
- リスニング:会話の応答文選択、会話の内容一致、文の内容一致
二次試験(面接)
- 音読
- パッセージについての質問
- イラストについての質問
- 受験者自身の意見を問う質問
一次試験と二次試験の両方に合格する必要があります。一次試験の合格基準はCSEスコアで1322点(満点1800点)です。
リーディング対策
単語力が命!準2級に必要な語彙数
準2級に必要な語彙数は約3,600語です。3級が約2,100語なので、約1,500語の上積みが必要です。
おすすめの単語帳は「でる順パス単 英検準2級」です。英検に出る単語が頻度順に掲載されていて、効率よく覚えられます。
覚え方のコツは以下の通りです。
- 1日50語ペースで進める(完璧に覚えなくてOK)
- 翌日に前日の50語を復習してから新しい50語に進む
- 1週間で同じ範囲を3回見るサイクルを作る
- アプリ版(mikanなど)と併用すると効率UP
長文読解のコツ
準2級の長文は3級より長くなりますが、パラグラフ(段落)ごとに読めば怖くありません。
- 各段落の最初の1〜2文に注目(そこにメインアイデアがある)
- 設問を先に読んでから本文を読む
- 選択肢の言い換え表現に注意(本文と同じ意味を別の言葉で表現していることが多い)
長文読解の正答率を上げる最大のコツは「設問の先読み」です。何を聞かれているかわかった状態で本文を読むと、必要な情報を素早く見つけられます。
ライティング対策
準2級のライティングは「あるトピックについて、自分の意見とその理由を2つ書く」形式です。50〜60語で書くのが目安です。
テンプレートを覚えよう
以下のテンプレートを覚えておけば、どんなトピックでも対応できます。
意見:I think that [トピックについての意見].
理由1:First, [理由1]. For example, [具体例].
理由2:Second, [理由2]. For example, [具体例].
結論:For these reasons, I think that [結論].
ライティングの練習法
- 過去問のトピックで実際に書いてみる
- 模範解答と比較する
- 使える表現をストックしていく
- 週に3〜4回は書く練習をする
文法ミスを減らすことが最も重要です。難しい表現を使おうとして文法を間違えるより、シンプルな文で正確に書く方が点数は高くなります。

リスニング対策
準2級リスニングの特徴
準2級のリスニングは3級と比べて以下のような違いがあります。
- 会話が長くなる
- スピードがやや速くなる
- 選択肢が文字のみ(イラストなし)になる問題がある
効果的なリスニング勉強法
1. 過去問のリスニングを繰り返し聞く
まずは過去問の音声を解いて、間違えた問題のスクリプトを確認しましょう。その後、音声を何度も聞き直します。
2. シャドーイングする
スクリプトを見ながら、音声と同時に声に出して読みます。これを1つの音声につき5回以上繰り返しましょう。リスニング力とスピーキング力が同時に鍛えられます。
3. 毎日10分のリスニング習慣をつける
通学・通勤中に英検の音声を聞く習慣をつけましょう。毎日聞くことで耳が英語に慣れていきます。通学中のイヤホンを「音楽→英語」に切り替えるだけで始められます。
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二次試験(面接)対策
面接の流れ
- 入室・あいさつ
- 問題カードを受け取る
- パッセージの黙読(20秒)
- パッセージの音読
- パッセージに関する質問(1問)
- イラストに関する質問(2問)
- 受験者自身に関する質問(2問)
- カードを返して退室
面接で高得点を取るコツ
音読のコツ:
- ゆっくりでいいから、正確に読む
- 意味のまとまり(チャンク)で区切って読む
- 単語の発音に自信がなくても、止まらずに読み切る
質問への回答のコツ:
- 「Yes/No」だけで終わらず、理由も添える
- わからなくても黙り込まない(”Let me think…”と言って時間を稼ぐ)
- パッセージやイラストの情報をそのまま使ってOK
態度点を取るコツ:
- 笑顔であいさつする
- アイコンタクトを意識する
- 聞き取れなかったら “Could you say that again?” と聞き返す(減点にはなりません)
面接で最もNGなのは「沈黙」です。内容が完璧でなくても、何か声を出し続けることが大事です。態度点は「積極的にコミュニケーションを取ろうとしているか」で評価されます。
合格までの学習スケジュール(3ヶ月プラン)
1ヶ月目:基礎固め
- パス単で単語を毎日50語ずつ覚える
- 文法の復習(仮定法、関係代名詞、分詞構文など)
- 過去問を1回分解いてレベルを把握する
2ヶ月目:問題演習
- 過去問・予想問題集で実践練習
- ライティングを週3回練習
- リスニングは毎日10〜15分
- 弱点分野を重点的に対策
3ヶ月目:仕上げ
- 過去問を時間を計って解く(本番シミュレーション)
- 二次試験対策(音読・質問応答の練習)
- 間違えやすい問題を総復習
おすすめ教材まとめ
- 単語:でる順パス単 英検準2級
- 総合対策:英検準2級 過去6回全問題集
- 文法:英検準2級 でる順合格問題集
- ライティング:英検準2級 ライティング大特訓
- 面接:英検準2級 二次試験・面接 完全予想問題
参考:旺文社 – 英検書ラインナップ(www.obunsha.co.jp・サイト終了)

まとめ:準2級は「正しい対策」で合格できる
英検準2級は決して簡単ではありませんが、3ヶ月間しっかり対策すれば十分合格できるレベルです。
大事なのは以下の5つです。
- 単語力をしっかりつける(パス単を毎日やる)
- ライティングのテンプレートを覚える
- リスニングは毎日聞く習慣をつける
- 過去問で実践練習を重ねる
- 二次試験は「沈黙しない」ことを意識する
準2級に合格すれば、次は2級への挑戦です。英語力が着実にレベルアップしている証拠ですので、自信を持ってください。まずは今日から単語の勉強を始めてみましょう。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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