英作文で「何を書けばいいかわからない」「文法が合っているか不安」と悩む方は多いのではないでしょうか。しかし実は、いくつかの「コツ」を知っているだけで英作文の質は大きく変わります。
英作文が苦手な方の多くは、複雑な日本語をそのまま英語にしようとして撃沈するパターンに陥っています。「シンプルな日本語に言い換えてから英訳する」というコツを覚えるだけで、一気に書けるようになります。
この記事では、英検の英作文から大学受験、ビジネスメールまで幅広く使える英作文のコツを7つ紹介します。すべてすぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

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コツ1:シンプルな英語で書く
英作文で最も多い失敗は、難しい日本語をそのまま英語にしようとすることです。たとえば「少子高齢化が深刻な問題となっている」を直訳しようとすると、非常に難しくなります。
そこで活用したいのが「和文和訳」というテクニックです。
- 難しい日本語 →「少子高齢化が深刻な問題となっている」
- 簡単な日本語に変換 →「子どもの数が減って、お年寄りが増えている。これは大きな問題だ」
- 英語 → The number of children is decreasing, and the number of elderly people is increasing. This is a big problem.
まず日本語を簡単な日本語に言い換えてから英語にする、この手順を守るだけで英作文のハードルが大幅に下がります。
この言い換えの型は、英作文の参考書で例文ごと覚えてしまうと定着が早くなります。手を動かす練習用に1冊持っておく、という進め方をする方も多いです。
コツ2:結論ファーストで書く
英語の文章は「結論→理由→具体例」の順番が基本です。日本語のように「状況説明→理由→結論」の順番で書くと、英語としては非常に読みにくい文章になります。
悪い例:
There are many reasons. For example, it saves time and money. Also, it is convenient. Therefore, I think online shopping is better than going to stores.(理由が先で結論が最後)
良い例:
I think online shopping is better than going to stores. First, it saves time and money. Second, it is very convenient because we can shop anytime.(結論が先で理由が後)
試験の英作文でも、採点者が最も重視するのは「自分の意見が明確かどうか」です。結論を最初に書くことで、主張がはっきりした文章になります。
コツ3:接続詞を効果的に使う
英作文の「読みやすさ」を左右するのが接続詞(つなぎ言葉)です。適切に使うだけで、文章の論理性が格段に向上します。
よく使う接続詞一覧:
- 追加:In addition, / Furthermore, / Moreover, / Also,
- 対比:However, / On the other hand, / In contrast,
- 理由:Because ~ / This is because ~ / The reason is that ~
- 結論:Therefore, / As a result, / In conclusion,
- 例示:For example, / For instance, / Such as ~
ただし、使いすぎは逆効果です。1つのパラグラフに接続詞は2〜3個を目安にしましょう。
接続詞は「文と文の関係」を明示するための道具です。「追加なのか」「対比なのか」「結論なのか」を意識して選ぶと、論理的な文章になります。
コツ4:具体例を入れる
抽象的な意見だけでは説得力に欠けます。必ず具体例を入れましょう。
抽象的:
Learning English is important for our future.
具体的:
Learning English is important for our future. For example, many international companies require English skills for hiring. In my case, I was able to get a promotion after improving my TOEIC score from 500 to 800.
具体例があると文章に説得力が出るだけでなく、語数も自然に増えます。英検の英作文では「具体例の有無」が採点に大きく影響するため、必ず入れるようにしましょう。
コツ5:同じ表現の繰り返しを避ける
同じ単語や表現を何度も使うと、稚拙な印象を与えてしまいます。類語や言い換え表現を活用して、バリエーションを出しましょう。
言い換えの例:
- important → essential, crucial, significant, vital
- good → beneficial, advantageous, positive, excellent
- bad → negative, harmful, detrimental, problematic
- think → believe, consider, feel, argue
- many → numerous, a large number of, various, several
語彙力に自信がなければ、Thesaurus.comで類語を調べるのがおすすめです。
試験本番はネットが使えないので、紙の類語辞典で「置き換えのストック」を作っておくと安心という声もあります。

コツ6:文の長さにメリハリをつける
すべて長い文だと読みにくいですし、すべて短い文だと幼稚に見えます。長い文と短い文を交互に使うのがプロのテクニックです。
良いリズムの例:
Online learning has become increasingly popular in recent years, especially after the pandemic changed the way we think about education. This is a positive change. Students can now access high-quality courses from universities around the world without leaving their homes. The benefits are clear.
短い文が「アクセント」になって、文章にリズムが生まれているのがわかるはずです。
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コツ7:見直しのチェックリストを持つ
書いた後の見直しが英作文の質を大きく左右します。以下のチェックリストを使って、提出前に必ず確認しましょう。
- 主語と動詞の一致:三人称単数のsを忘れていないか
- 時制の統一:過去の話なら過去形で統一されているか
- 冠詞:a/an/theは適切か(迷ったら省略できないか確認)
- スペリング:基本的なスペルミスがないか
- 構成:結論→理由→具体例の流れになっているか
- 語数:指定された語数を満たしているか
英作文の見直しは「書き終えた直後」ではなく、少し時間を置いてから行うのがおすすめです。時間を空けることで、ミスに気づきやすくなります。
英検の英作文で高得点を取るコツ
英検2級の場合
80〜100語で自分の意見を書く問題です。テンプレートを覚えるのが最短ルートです。
テンプレート:
I think that [自分の意見]. I have two reasons.
First, [理由1]. For example, [具体例1].
Second, [理由2]. For example, [具体例2].
For these reasons, I believe that [結論の繰り返し].
英検準1級・1級の場合
より高度な語彙と論理展開が求められます。英検公式サイトの模範解答を分析して、どのような構成で書かれているかを研究しましょう。
級ごとの出題形式に慣れておきたい方には、ライティングに特化した問題集で添削例と一緒に読む方法が選ばれています。
ビジネス英作文のコツ
ビジネスシーンでの英作文は、正確さと簡潔さが命です。
- 1文は短く:25語以内を目安にする
- 受動態より能動態:「The report was written by me」より「I wrote the report」
- 曖昧な表現を避ける:「soon」ではなく「by Friday」と具体的に書く
- 丁寧すぎない:日本語の感覚で丁寧にしすぎると、逆に不自然になる
実務では「型」を持っているかどうかで書く速さが変わります。依頼・催促・お詫びといった場面ごとの例文集を1冊置いておく方も多いです。
AIを活用した英作文の上達法
AIは英作文学習の強力な味方です。以下の方法で効果的に活用できます。
書いた英文をAIに添削してもらう
ChatGPTやClaudeに英作文を貼り付けて、「この英文を添削して、間違いを説明してください」と頼めば、瞬時にフィードバックが得られます。
AIと「和文英訳→比較」トレーニング
- 日本語の文章を自分で英訳する
- DeepLで同じ文章を翻訳する
- 自分の英訳とDeepLの翻訳を比較する
- 違いがある部分を分析して、なぜ違うかを考える
この方法で自分の弱点が明確になり、自然な英語表現も学べます。

まとめ:英作文は「コツ」を知れば怖くない
英作文の7つのコツをおさらいしましょう。
- シンプルな英語で書く(和文和訳テクニック)
- 結論ファーストで書く
- 接続詞を効果的に使う
- 具体例を必ず入れる
- 同じ表現の繰り返しを避ける
- 文の長さにメリハリをつける
- 見直しチェックリストを使う
英作文は才能ではなく技術です。コツを知って練習を重ねれば、誰でも上達できます。まずは今日、3文の英語日記を書くところから始めてみてください。
類語検索にはThesaurus.comが便利です。
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