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「仕事で英語が必要になったけれど、独学では続かない」「英会話スクールに通っても、話せるようになった実感がない」。そんな悩みを持つ社会人にとって、英語コーチングは選択肢のひとつです。ただ、サービスごとに学習の進め方も料金の考え方も違うため、比べにくいと感じる方は多いと思います。
トライズ(TORAIZ)は、日本人の専属コンサルタントによる学習管理と、ネイティブコーチとの英会話レッスンを、ひとつのサービスにまとめた英語コーチングスクールです。公式サイトでは、目標や英語力に合わせて、学習内容や受講期間までオーダーメイドで設計することが特徴として示されています。
この記事では、公式サイトで確認できた情報をもとに、トライズの特徴、コース、料金、デメリット、申し込みの流れを整理します。「自分の目標なら何か月が目安になるのか」を考える材料にしてください。

トライズとは?サービス概要
トライズは、トライズ株式会社が運営する英語コーチングスクールです。公式サイトによると、創業者の三木雄信氏が2015年に開始したサービスで、会社の設立は2006年12月20日です。東京・横浜・大阪・名古屋・福岡のセンターとオンラインで受講できます。
| サービス名 | トライズ(TORAIZ) |
|---|---|
| 運営会社 | トライズ株式会社 |
| サービスの種類 | 英語コーチング(専属コンサルタント+ネイティブコーチのレッスン) |
| 受講期間の目安 | 2〜12か月程度(目標・英語力によって個別に提案) |
| 学習量の目安 | 1日3時間(12か月受講の場合は年間約1,000時間) |
| 受講方法 | センター通学またはオンライン |
| 対象 | 高校生以上(年齢の上限なし) |
| 最初のステップ | 無料カウンセリング(スクールまたはオンライン) |
特に押さえておきたいのは、トライズは「全員が1年間通う」ことを前提にしたスクールではないという点です。公式サイトのよくある質問でも、1年間の学習は必須ではなく、英語力と目標に応じて最短で達成できる期間を提案すると説明されています。
トライズの学習内容とコースを詳しく紹介
専属コンサルタントが学習プランを設計する
受講生ひとりに日本人の専属コンサルタントが付き、目標、現在の英語力、生活スケジュールをもとに学習プランを作ります。公式のよくある質問では、2週間ごとに専属コンサルタントとのマンツーマン面談があり、学習の成果を確認しながら計画を修正すると案内されています。
忙しい時期は一時的に学習時間を減らし、落ち着いたら戻すといった調整も行うとのことです。
ネイティブコーチの英会話レッスン
トライズのレッスンは25分のプライベートレッスンで、講師が教える時間ではなく、受講生がなるべく多く話す場として設計されています。事前にトピックを予習し、レッスンでは話すことに集中する流れです。公式サイトによると、プライベートレッスンは月曜日から土曜日の6:00〜23:00の間で選べ、曜日と時間は毎週固定になります。
スピーキング本科の12か月コースでは、週3回・年間144回のレッスンが想定されています。ただしレッスン回数はコースや希望によって異なり、週0回から週5回の範囲で、回数に応じて料金も変わります。
目的別のコース
公式サイトには、次のようなコースが掲載されています。迷ったときは、英語力別の「総合コース」か、目的別の「特化型コース」かで考えると整理しやすくなります。
- 総合コース:ゼロから始める英語初心者コース/スピーキング本科/ビジネス上級英語コース
- 試験対策:TOEIC L&R対策プログラム/IELTS対策コース/TOEFL対策コース
- 目的別:英語プレゼン実践コース/実践ファシリテーションコース/ワーホリ準備英語コース/インターナショナルスクール対策英語コースなど
- そのほか:英会話レッスン特化コース/医師のための英語習得コース/スポーツ英語特化コース/超短期集中プラン/エグゼクティブプラン/修了生限定の継続コース
コースは組み合わせて受講することも可能と、公式のよくある質問に記載があります。最新の一覧は公式サイトで確認してください。

トライズの料金・費用
公式サイトの料金ページ(2026年10月28日確認)に掲載されていた主なコースの料金は次のとおりです。
| コース | 期間 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| TOEIC対策専用コース | 2か月 | 374,880円 |
| スキルアップコース(テスト対策・プレゼン・会議など) | 3か月 | 552,332円 |
| スピーキング本科コース | 6か月 | 778,800円〜 |
| スピーキング本科コース | 12か月 | 961,400円〜 |
この表の金額は、公式サイトで「特別割引適用の料金」として表示されているものです。月払いではなく一括払いにした場合に受講期間に応じた割引が適用される、という説明があり、月払いでは総額が異なると考えられます。また、「円〜」とあるコースはレッスン回数などで変動します。キャンペーンや特典は時期によって入れ替わるため、申し込み前に最新の公式情報を確認してください。
料金は「総額」だけでなく中身で見る
金額だけを見ると大きな出費に感じられますが、トライズの料金には複数のサービスが含まれています。たとえばスピーキング本科12か月のプログラムには、公式サイトによると次の内容が入っています。
- プライベートレッスン(0〜144回・回数は任意)
- プログレスチェック(面談)24回
- スピーキング学習288回/リスニング学習288回
- フィードバックメール240回、英語テスト13回
12か月の961,400円を単純に12で割ると、月あたり約80,117円です。サポート、レッスン、定期的な英語テストを含んだ金額である点を踏まえて比べましょう。
- 支払い方法は銀行振込の一括払いが基本で、一部コースを除き口座振替の月払いにも対応
- クレジットカードは利用できない(公式のよくある質問より)
- 受講開始から1か月以内に退会した場合は、公式サイトに全額返金の案内がある
トライズのメリット
受講期間まで目標に合わせて決められる
公式のよくある質問では、受講期間の目安として、英語を話せるようになることが目的なら初級者12か月・中級者6〜12か月・上級者3〜6か月、プレゼンや会議など特定の英語力なら3か月、TOEICなら2か月、IELTS・TOEFLなら3か月と案内されています。期限が決まっている目標なら、その期限に合わせて期間を組み立てやすいのは大きな利点です。
コーチングとレッスンが1つのサービスにまとまっている
学習管理とレッスンを別々に契約する方法もありますが、トライズはコンサルタントとネイティブコーチが同じ運営のもとにあり、窓口が一つで済みます。
目標に合わせて教材と練習内容を変える
公式のよくある質問によると、教材は独自教材ではなく市販の教材から目標や英語力に合わせて選ぶ方針で、会議でのファシリテーションが目標ならその場面に合わせたレッスンにするなどの個別化を行うとされています。「英語を使う場面」から逆算して学べる点が、仕事での英語を目指す方に向いています。
学習を続けやすい補助の仕組みがある
日々の学習報告や定期の面談に加え、オプションで「NIKKEI OFFICE PASS」の加盟ワークスペース(公式サイトでは全国1,401か所、2026年10月1日時点)を自習に使えるとされています。声を出す学習ができるかは加盟店によって異なります。
トライズのデメリット・注意点
次の点は、申し込み前に自分の状況と照らして確認しておきましょう。
- 学習量の目安が1日3時間で、時間の確保が必要(公式では1か月で100時間弱)
- 料金の総額が大きく、一括払い(銀行振込)が前提になりやすい
- クレジットカードが使えない
- レッスンは曜日と時間が毎週固定で、予定の変動が大きい人は調整が必要
学習時間の確保が最大のハードル
トライズは学習量を重視するサービスです。公式サイトでも楽ではないという趣旨の説明があります。1日3時間を捻出できるかは人によって大きく違うため、仕事の繁忙期が長い方などは、無理のない学習量や期間をカウンセリングで相談してください。
成果には個人差がある
公式サイトでは、必要な受講期間や成果は、開始時の英語力、目標、学習状況によって個人差があると明記されています。受け身で考えず、自分で学習を実行する前提で検討するのが現実的です。
レッスン曜日が固定される点
レッスンは毎週同じ曜日・時間に固定されます。シフト勤務や出張が多い方は、合うかどうかを確認してください。予定が不規則な場合は、コースによってレッスンなしのプランも相談できるとの案内が公式にあります。
評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)
ここでは、利用者の声ではなく、公式情報と一般的な英語コーチングの考え方から、編集部で整理した内容をまとめます。
評価されやすい点
- 目標と期限に合わせて、期間・コース・レッスン回数を調整できる
- 専属コンサルタントによる面談と、ネイティブコーチのレッスンの両方がある
- 1か月以内の退会で全額返金、規定スコア未達時の1か月無料延長(1回のみ)という制度がある
- 一定のコースが一般教育訓練給付制度の対象になっている
気になりやすい点
- 学習量が多く、生活との両立に工夫が必要
- 支払い方法が限られ、カード決済ができない
- 延長制度の対象試験やスコアはコースによって違う(公式に「各コースページで確認」とある)
返金や延長の制度は、申し込み前に対象条件を確認しておくことが大切です。「制度があるから安心」と考えず、自分のコースの条件を読んでから決めるようにしましょう。
他の学び方との比較
特定の他社名や金額は並べず、学び方のタイプ別に一般的な傾向を整理します。トライズの列は公式情報で、そのほかは個別のサービスによって異なります。
| 観点 | トライズ | オンライン英会話中心 | 独学中心 |
|---|---|---|---|
| 学習計画 | 専属コンサルタントが個別に設計・修正 | 自分で決める場合が多い | 自分で決める |
| 話す練習 | ネイティブコーチのレッスンを含む | レッスンが中心 | 相手を自分で探す必要がある |
| 進捗管理 | 面談・学習報告・テストあり | サービスによる | 自己管理 |
| 費用の考え方 | コースごとの総額(期間・回数で変動) | 月額制が多い | 教材費のみで済みやすい |
| 向いている状況 | 期限と目標があり、サポートを受けて集中したい | 気軽に話す機会を増やしたい | 時間はあるが費用を抑えたい |
比較するときは、総額だけでなく、受講期間、レッスン回数、サポート内容をそろえて見てください。
申し込み・利用の流れ
公式サイトによると、まず無料カウンセリングを受けるところから始まります。
- 公式サイトのWEBフォームで、センターまたはオンラインと日時を選んで予約(東京・横浜・大阪・名古屋・福岡のスクール、またはオンライン)
- 当日、スクールに行くか、メールで届くURLからオンライン(Zoom)に接続
- 専門家が悩み・目標・英語力をヒアリングし、学習方法や教材を提案
- 納得できれば申し込み手続き(所要は90分ほどになる場合がある)
- 入金後、1〜2週間ほどで初回のコンサルティング
無料カウンセリングの所要時間は60分ほどとされています。公式サイトには「無理な勧誘はいたしません」との記載がありますが、その場で決める必要はなく、持ち帰って比較してから判断できます。電話の予約窓口は平日の10:00〜18:00です。
失敗しない選び方のコツ
期限が決まっている人は、逆算して期間を決める
TOEICやIELTS、TOEFLのスコア提出や、海外赴任の時期が決まっている方は、まず「いつまでに何点・どのレベル」を書き出します。そのうえで、公式の期間の目安(TOEICは2か月、IELTS・TOEFLは3か月など)と照らし合わせ、カウンセリングで具体的な期間を相談すると判断しやすくなります。
仕事で使う場面が決まっている人は、場面を伝える
会議、商談、プレゼンなど、英語を使う場面がはっきりしている方は、その具体例をカウンセリングで伝えておくと、学習内容に反映しやすくなります。
学習時間が足りるか不安な人は、確保できる時間を正直に話す
1日3時間という目安に不安がある方は、平日と休日の学習可能時間をメモして臨みましょう。公式のよくある質問によると、コンサルタントが生活スケジュールを聞いたうえで計画を作ります。
よくある質問(Q&A)
Q. 英語が初心者でも受講できますか?
A. 公式のよくある質問では、「ゼロから始める英語初心者コース」があり、日本人コーチがレッスンを担当すると案内されています。入会前に初心者だった受講生も53.6%いるとの記載があります。
Q. 1年間の受講は必須ですか?
A. 必須ではありません。公式サイトでは、目標と英語力に応じて期間を提案するとされており、2〜3か月から12か月程度までの幅があります。
Q. オンラインだけでも受講できますか?
A. 可能です。公式のよくある質問によると、すべてのプログラムをオンラインで受講できる仕組みで、受講生の50%以上がオンラインのみで受講しているとあります。海外在住でも受講できますが、TOEIC L&R対策プログラムのみ対象外です。
Q. 使える給付金や控除はありますか?
A. 公式サイトでは、一部のコースが一般教育訓練給付制度の対象で、受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給される制度だと説明されています。支給には要件があり、詳しくは厚生労働省の教育訓練給付制度のページで確認できます。また、給与所得者の特定支出控除が利用できる旨の記載もあり、制度の概要は国税庁のタックスアンサーで確認できます。具体的な控除額や対象になるかは、税理士やハローワークに確認してください。
Q. 支払い方法は何がありますか?
A. 銀行振込による一括払いがあり、一部のコースを除いて口座振替の月払いにも対応しています。クレジットカードは利用できません。
トライズはこんな方におすすめ
- 仕事で英語を使う予定があり、会議・商談・プレゼンなどの場面が具体的な方
- TOEIC、IELTS、TOEFLなどのスコアを期限までに上げたい方
- 学習計画づくりや進捗管理を専門のコンサルタントに任せたい方
- インプットだけでなく、話す練習も同じサービスで受けたい方
- 学習時間をしっかり確保して、集中して取り組みたい方
まとめ
トライズは、専属の日本人コンサルタントによる学習設計と、ネイティブコーチの英会話レッスンを組み合わせ、目標に応じて受講期間や学習内容まで個別に設計する英語コーチングです。公式サイトでは、2か月のTOEIC対策から12か月のスピーキング本科まで、期間の異なるコースが掲載されています。
一方で、1日3時間という学習量の目安や、一括払い(銀行振込)が前提になりやすい点、カードが使えない点は、事前に理解しておきたいところです。料金は総額だけで判断せず、期間・レッスン回数・サポート内容とあわせて見てください。
最初の一歩として、無料カウンセリングで「自分の目標なら何か月が目安か」「学習時間は足りそうか」を相談してみるのがよいでしょう。条件は変わることがあるため、申し込み前に最新の公式情報を確認してください。



