TOEFL iBTは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を測る試験です。海外大学への出願や留学に必要なスコアを取るためには、適切な参考書を使った効率的な学習が欠かせません。
しかし、TOEFL対策の参考書は数多く出版されており、「どれを選べばいいかわからない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、TOEFL iBT対策に本当に役立つおすすめ参考書をセクション別・レベル別に厳選して紹介します。

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TOEFLは4技能すべてが問われる試験です。やることが多いからこそ、最初に「自分の弱点」を知っておくと遠回りしません。ETS Japanの公式パートナー「Santa」なら、AIが今の実力を分析して「今日やるべき学習」を提案してくれます。
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TOEFL iBTの基本情報
- 運営:ETS(Educational Testing Service)
- 試験時間:約2時間(新形式。公式サイトでは受験者の解答に応じて試験時間や問題数が変わると案内されています)
- スコア:新形式では各セクションと総合が1〜6のバンドスコアで表示(移行期間中は0〜120点の換算スコアも併記)
- セクション:Reading / Listening / Speaking / Writing
- 受験料:受験地によって異なります(ETS公式サイトで受験地を選んで確認)
- スコアの有効期限:受験日から2年間(公式サイトで確認)
TOEFL iBTは新形式に変更されており、Reading(Complete the Words / Read in Daily Life / Read an Academic Passage)、Writing(Build a Sentence / Write an Email / Write for an Academic Discussion)、Speaking(Listen and Repeat / Take an Interview)などの課題形式になっています。参考書を選ぶ際は、新形式に対応したものかどうかを確認しましょう。
参考書を選ぶ前に知っておきたいポイント
ETS公式教材を優先する
TOEFLはETSが開発・運営している試験のため、まずはETS公式の教材を使うのが基本です。出題傾向や難易度が本番に近く、効率よく対策しやすくなります。
自分の目標スコアとレベルを把握する
TOEFL iBTは60点・80点・100点で求められる対策が大きく異なります。まずは模試などで現在のレベルを把握し、目標との差分を確認してから参考書を選びましょう。
セクション別に対策する
4技能のうち、自分が苦手なセクションを重点的に強化するのが効率的です。全セクションを均等に学ぶよりも、弱点克服にリソースを集中させるほうがスコアアップにつながります。
総合対策におすすめの参考書
ETS公認ガイド TOEFL iBT 第5版
TOEFL対策の定番の公式ガイドです。演習問題や模試が収録されており、全セクションの対策の入口になります。収録内容や新形式への対応状況は版によって異なるため、購入前に発行年と内容を確認してください。
Official TOEFL iBT Tests(過去問集)
ETSが出版する過去問題集です。実際に出題された問題で練習できるため、本番の出題レベルをそのまま体験できます。ある程度基礎力がある方は、この問題集を繰り返し解くのが効果的です。


単語対策におすすめの参考書
TOEFLテスト英単語3800(4訂版)
TOEFLの単語帳といえばこれです。TOEFL頻出の3,800単語が難易度別にRANK1〜4に分類されています。RANK1・2を固めたうえで、RANK3まで進めるのが一般的な使い方です。TOEFL受験者に定番の単語帳です(新形式への対応は発行年を確認してください)。
TOEFLテスト英熟語700
単語だけでなく、TOEFLで頻出する熟語・イディオムも押さえておくと得点力が上がります。リーディングやリスニングで知らない熟語が出てくると文脈が取れなくなるため、単語帳と併用して学習しましょう。
リーディング対策におすすめの参考書
TOEFLテストリーディング問題270
TOEFLリーディングに特化した問題集です。アカデミックな長文に慣れるために、多くの問題に触れることが重要です。設問パターン別の解法も学べるため、効率的にスコアアップを目指せます。
TOEFL iBT TESTリーディングのエッセンス
リーディングの基礎から応用まで体系的に学べる参考書です。アカデミックな文章の読み方のコツが解説されており、「そもそも英語の長文を読むのが苦手」という方にも適しています。
リスニング対策におすすめの参考書
TOEFLテストリスニング問題190
TOEFL形式のリスニング問題に集中的に取り組める問題集です。講義形式と会話形式の両方が収録されており、本番同様のシチュエーションで練習できます。
Hacking the TOEFL iBT(英語書籍)
英語で書かれたTOEFL対策書ですが、リスニングのコツやノートテイキングの方法が詳しく解説されています。英語力がある程度ある中上級者向けです。
✍️ スピーキングとライティング、1人で添削できたら
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スピーキング対策におすすめの参考書
スピーキング・ライティング攻略のためのTOEFL iBT必修フレーズ100
スピーキングとライティングで使えるフレーズが100個厳選されています。テンプレートとして使える表現が多いため、本番で「何を話せばいいかわからない」という事態を防げます。
オンライン英会話の活用
参考書だけではスピーキングの練習に限界があります。TOEFL対策に対応しているオンライン英会話サービスを活用して、実際に声を出して練習する時間も確保しましょう。
ライティング対策におすすめの参考書
TOEFLテストライティング問題100
TOEFLライティングに特化した問題集です。収録されている課題形式は版によって異なるため、新形式(Build a Sentence・Write an Email・Write for an Academic Discussion)に対応した版かどうかを確認して選びましょう。
TOEFL iBT TESTライティングのエッセンス
ライティングの構成方法やパラグラフの書き方を体系的に学べます。「英語で論理的な文章を書く」という基礎力から鍛えたい方におすすめです。


レベル別のおすすめ学習プラン
初心者(目標60点)
まずは英単語3800のRANK1・2と、ETS公認ガイドで試験形式に慣れることを優先しましょう。基礎的な語彙力とリスニング力を固めることで、全セクションのスコアの底上げにつながります。
中級者(目標80点)
英単語3800のRANK3まで進め、各セクション別の問題集で演習量を増やします。特にリーディングとリスニングは問題数をこなすことで解答スピードと正確性が向上します。
上級者(目標100点以上)
公式過去問を中心に本番レベルの演習を繰り返します。スピーキングとライティングでは高得点を取るためのフレーズや論理構成のバリエーションを増やしましょう。弱点セクションを集中的に強化するのが100点突破の鍵です。
TOEFL iBTは新形式への移行が進んでいます。参考書を購入する際は、発行年と新形式対応の有無を必ず確認してください。古い形式の問題集だと、本番の出題パターンと異なる場合があります。
参考書以外の対策リソースも活用しましょう
ETS公式のオンライン模試
ETSは公式の模試・練習用リソースを提供しています(形式や提供状況は変更されるため、ETS公式サイトで確認してください)。本番に近い画面で練習できるため、試験当日の操作に戸惑いにくくなります。特にパソコンで受験する形式に慣れておくことは重要です。
YouTubeの解説チャンネル
TOEFL対策を専門に解説するYouTubeチャンネルも増えています。スピーキングの回答例やライティングの構成方法を動画で学べるので、参考書では理解しにくい部分の補完に活用しましょう。ただし、新形式に対応していない古い動画には注意が必要です。
スタディグループやオンラインコミュニティ
同じ目標を持つ仲間と学習進捗を共有することで、モチベーション維持につながります。SNSや学習コミュニティで情報交換しながら、お互いにスピーキングの練習相手になるのも効果的な方法です。
参考書と並行して、1人では採点しにくいスピーキング・ライティングの練習量を増やしたいなら、TOEFL対策アプリのSanta TOEFLを使ってみるのもひとつの方法です。ETS Japanの公式パートナーとして提供されており、AIが回答を採点・添削してくれると案内されています。TOEFL iBT受験チケット付きの学習プランもあります。プラン内容や料金は変更されることがあるため、詳しくは公式サイトで確認してください。



よくある質問(Q&A)
Q. TOEFLとTOEICの参考書は兼用できますか?
基本的に兼用はおすすめしません。TOEFLはアカデミックな英語、TOEICはビジネス英語が中心のため、出題内容や求められるスキルが異なります。それぞれ専用の参考書を使いましょう。パソコンで受験する形式の試験としては、英検S-CBTもあります。従来型との違いは、以下の記事で解説しています。



Q. 参考書は何冊くらい必要ですか?
総合対策1冊 + 単語帳1冊 + 苦手セクションの問題集1〜2冊が目安です。多くの参考書に手を出すより、選んだ教材を繰り返しやり込むほうが効果的です。
Q. 独学でTOEFL 100点は可能ですか?
可能ですが、特にスピーキングは独学だけでは対策が難しいため、オンライン英会話やスクールの活用も検討してみてください。
参考書をやり込むための具体的な学習サイクル
参考書を買っても、ただ1回解いて終わりではスコアは上がりません。効果的な学習サイクルを紹介します。まず1周目は時間を測りながら本番を想定して解きます。2周目は間違えた問題だけを解き直し、なぜ間違えたのかを分析します。3周目は全体を通して解き、正答率の変化を確認します。このサイクルを2〜3週間で1周のペースで回すことで、解答力が着実に身についていきます。特にリーディングとリスニングは演習量がスコアに直結するため、問題を解く回数を意識的に増やすことが重要です。
まとめ
TOEFL iBT対策の参考書選びで最も重要なのは、ETS公式教材を軸にすることと、自分の弱点セクションに合った教材を選ぶことです。単語帳(英単語3800など)を土台に、そこに目標スコアに応じたセクション別の問題集を追加していくのが基本戦略です。
参考書をたくさん買うよりも、選んだ教材を何周もやり込むほうがスコアに結びつきやすくなります。まずは自分のレベルと目標を明確にして、最適な教材を手に取ってみてください。


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